合格祈願 家原寺で文殊様に神頼み
合格祈願 家原寺で文殊様に神頼み
寒い1月、世間ではインフルエンザが猛威を振るっている中、受験シーズン本番です。
学問の神様、菅原道真公を祀る太宰府天満宮や大阪天満宮は有名ですが、大阪の堺には地元でかなり有名な合格祈願のご利益があるといわれるお寺があります。
それが堺市の家原寺(えばらじ)
家原寺は行基菩薩の生誕の地とされ、「文殊さん」(文殊菩薩は知恵の仏)と呼ばれています。
[embed]https://www.youtube.com/watch?v=PVt0DRBQoXc[/embed]
合格祈願の白いハンカチ
その家原寺は古来から学業成就のお寺として参拝者が多いのですが、おもしろいのがそのお願い事を黒い本堂の壁に白いチョークなどで直接書いていたことから落書き寺とも呼ばれていたというところ。
この願い事、住職によると毎年消していたそうですが、あまりにも数が多くなってきたので、白いハンカチに願い事を書いて本堂の柱や壁に貼ってもらうスタイルにしたそうです。
それでも、毎年10万人もの人がこの時期に合格祈願に訪れるということですから、ハンカチを画鋲で張る場所を探すのも一苦労です。後から来た人は前の人の上から張るのですが、2重3重になるとなかなか画鋲も通りません。こんなところで「通らない」というのも縁起が悪いですので、初詣など早い時期に合格祈願に行くのがよさそうですね。
ちなみに、今現在、本堂正面の一番上の「どうやって上ったんだろう?」というくらい高い場所に合格祈願のハンカチが貼ってあって目立つのですが、「合格祈願 日本体育大学」と書いてあったので納得してしまいました。。。